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〜インタビュー:田中純平拳士〜

●高校時代 生徒会長になる

多方面で活躍の高校時代

―ますます忙しくなったね。高校生全国大会に出場。野球も続けてたんよね?

そう。

―生徒会長としてはどうだったの?

この10年で一番活躍したんじゃない?っていわれた。 公約5個だして3個達成した。

―ほう、例えばどんなこと?

うちの学校、校内服って制度があって、学校いったら制服ぬいで、その校内服ってのを着ないといけないんですよ。

―え、何それ?

白いトレパンと白いシャツで完全白装束。で、夏のクソ暑い日って、長ズボンだからめちゃ暑いんすよ。やけん、夏は半ズボンでもいいように生徒指導部に交渉して。 あと、購買部がなかったんで、おにぎりとかを売ってもらえるようにしたり。 生徒会規約を改正して、総会で決まったことを、すぐ実現できるようにしたり。 やりました色々。

―すごい!それはみんなに感謝されそうやね。ちなみに達成できんかったことって?

トイレットペーパーをやわらかくすること。それお前の都合やんって(笑)

●日本の次世代リーダー養成塾(*2)にて高校生総理大臣に選出される

―参加したきっかけは?

先輩の勧めで。

―どんな人が参加した?

生徒会長とかが多い。審査があって全国から160人選ばれた。

―そんな中、なんで総理大臣に選ばれたと思う?

熱意が伝わったんやない? 少林寺やってます。技術だけじゃなくて、色んな人の話聞いて人生の勉強をしてます、みたいなことを言ったら党首にえらばれて。 そっから俺の理念として、何事にも尊敬の気持ちを持とうみたいな政策を発表したら総理大臣になった。要は自己確立しようぜみたいなことを言ったんだけどね。

―得るものはあった?

あった。意見の衝突とか、まとめることの難しさとか。トラブルとかがあっても違う案をだすとか。同年代でもいろんな考えをもっとうけん一筋縄じゃいかんってのがわかった。 でもね、スゴイ忙しそうやけど楽しそうやねー、みんなを楽しくまとめてくれるって言われてうれしかった。

*2 全国の高校生を対象に、世界に通用する人材の育成を 目指した2週間のサマースクール。日本経団連主催。2009年のリ ーダー養成塾では、2大政党を結成し、高校生ならではの視点で、 教育、環境など4つの分野で政策を打ち出す「ハイスクール国会」 に取り組んだ。
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●大学、将来について。

道院一の錫杖の使い手

―新聞学科にすすむんだよね?

そう。勉強してまずは報道記者になって、みれるじゃないですか、政治の裏も表も。いいことしてる政治家もいるじゃないですか。だけどメディアは悪いことばっか報道する。それみて日本の政治はダメだってみんな思って、関心が薄れる。だから、いいところも追いかけて報道したいなと。

―どんな記者になりたい?

社会に影響をあたえるような。 尊敬する新聞記者がいて。読売新聞の社会部にいた人。(*3)当時絶対変えることは無理だろうっていわれてた売血、その人のキャンペーンで、献血に変わったんですよ。 それまで血は売るものだ、だから貧困層がいっぱい売って、血が黄色かった。このままじゃイカンとその記者が、こんなにとったら黄色くなるんだよっていうのを自分の体を犠牲にして、変えた。新聞記事だけで。
そういう今絶対無理だっていわれてる、たとえば政治家の人数減らすだとか、無駄遣い、天下りだとかを、キャンペーンとか報道の面で変えていきたい。

*3 本田 靖春氏 著書『我、拗ね者として生涯を閉ず』など


―報道記者を経て、総理大臣になりたいんだよね?

そう。

―なんで?

同い年のやつが上に立ってるのがいやなんですよ。負けずぎらい。
で、一番上ってどこだって思ったときに「総理大臣」。

―なるほど(笑)。

こないだカンボジアにいってみて、カンボジアの人ってすごい貧乏なのに、すごい楽しそうなんすよね。そりゃまあ国民性みたいなのもあるけど。で、これクサイ話なんすけど、日本ってこの物的な豊かさを 求めすぎて、心の豊かさっていうのがやっぱりないんじゃないかなって思って。貧しくても、笑顔が絶えない、楽しく生活できる、そういう社会にしたい。あー明日も仕事やんとかやなくて。いきいき生きていけるようなね。 そうするには、一つのこと変えるなら官僚とかになればいいけど、自分がこうしたいって思うことに、すべてにおいて口出ししたいとなると、影響力がほしい。

―それをやるには上にたつしかないってこと?

そう。

―具体的にこれをしようってのはある?

教育改革。日本って、これはちょっと右翼的発言だけど、愛国心が足りないじゃないですか。 祖国に愛をもつことへの教育。もっと日本を好きになれば日本のためにがんばる。それじゃまるで戦時中だーっとかいって、メディアにたたかれそうですけど。

―それはね、開祖も同じこといってたよね。日本人として祖国日本を愛せとね。 開祖がいってる意味は、自分たちが世界の中心的な民族だとおごりをもった、いわゆる選民思想みたいなことじゃなくて、信頼される民族として、どこにでても、胸を張って「日本人だ」といえる、そんな自覚と誇りをみんなにもってほしい、ということ。

あ、そういうことですよ。俺もそう。リーダー塾のときに、国としての方針として、そういうこといったんですよ。尊敬、リスペクトって政策をだして。すべてに対する尊敬の欠如から、温暖化だったり、不況だったり、学級崩壊とかそういうのが起こってるんじゃないかってことで。世界に胸をはって、日本すごいんだぞっていえる国にしたいっていってたんですよ。

―開祖と共通するとこあったね。

あったあった!

―ねぇふつうさ、将来の夢何ってきくとさ、野球選手になりたいとか、こんな職業につきたい、こんな生活送りたいみたいな答えが返ってくると思うんだけど、純平がいってるのは社会をよくしたいってことやん?そういう方にいくのはどうして?

俺が育ってきた環境は毎日が楽しい。道場いっても楽しいし、学校も楽しい。自他共楽ってこと、自分だけじゃなくて、みんなが楽しければ、自ずと楽しくなるじゃないすか。だから幸せがいっぱいな社会にしたい。

笑顔あふれる社会を

―いい社会をつくりたいってのは昔からあるの?

いや、昔は全然なかった。拳法の教えがわかりだしたくらい。

―いつくらい?

中3かな。

―えっ早っ。純平って大人になるスピードはやいな。

そうかな(笑)

―大学に行っても拳法はつづけるの?

うん。学連に入りたいし。 それに、やっぱ中央道院のみんなとつながっていたいし。

―ううっ、そうやね(涙)。これからの純平の活躍に期待してるよ!

はい。ありがとうございます。

【編集後記】

先生!先生!目撃しちゃいましたっ目の前で!「人づくり」の成功例を。
ほんとにありました。先生の背中をみてこんなに立派な青年が育ちました。すごいっす(涙)。きっと近い将来りっぱなリーダーとなることでしょう。ずっと応援してるよ、純平。 (弟子)